本間さんが、出張に行ったお土産にクッキーを買ってきてくれた。
このご時世オンラインじゃダメなのかな？と思ったけど、実際に出向かないとダメなタイプの大事な研修で、開催場所も県内だし やむなく参加したらしい。
うちの職場は、研修参加費や交通費を職場の経費で出してもらった場合、みんなにお菓子を買ってこなければならないという謎の暗黙のルールがある。
ちなみに、うちの職場にお土産や差し入れを買う場合は以下の点を考慮する必要がある
・抹茶味でないこと
・バナナ味でないこと
・あんこが入ってないこと
お察しの通り、これは苦手な人がいるという理由からだ。コロナ前は東京出張に行く人が毎月のようにいたけど、休憩室に東京ばななが並んだことは一度たりともない。
抹茶味やバナナ味であっても、同じ箱にチョコ味とかいちご味とか、他のフレーバーが入っていれば問題ないので、普段はそこまで悩むことはない。
問題になるのは、京都に行った時。
定番の八つ橋はあんこでNGだし、お土産コーナーに並ぶお菓子は大体抹茶味である。逆に抹茶とあんこだらけの空間でそれ以外のものを探すのだから手早く決められるという利点もあるが、若干京都感がないものだったりするので悩ましい。
ちなみに私は何も知らない入職1年目のGW、京都旅行のお土産に抹茶八つ橋を買ってきてしまい、厳重注意を受けたことがある。
そんなわけで、うちの職場における京都の定番土産は 金平糖となっている。金平糖は小さめの瓶・袋でも大量に入っているからコスパが良く、持って帰るのも楽だし、見た目もカラフルでオシャレで、パッケージは程よく和な感じがするし、実はメリットしかないのだ。
唯一のデメリットは、私が金平糖苦手であるということ。
