実在OL日記

実在するOLの日常をつらつら書きます。対義語はバカリズムさんの架空OL日記。あと登場人物はさすがに仮名です。

【旅行記】鎌倉・湯河原・熱海旅④最終譚

 

目覚めて朝食会場へ。あまり同じ旅館に連泊をしたことがないので、この場合ってメニューどうなるんだろうと思っていたが

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ちょっとだけ変わっている。

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柚子なめこ・香の物の皿がなくて、スタッフに聞いたら出してもらえた。やっぱり人足りてないのかな…?

 

またお腹いっぱいになった我々は、チェックアウトまで時間があるので 朝散歩をすることに。

 

京都でいう哲学の道みたいなのを歩いていると、「光風荘」という建物を発見。

高校時代に日本史を選択していない私でも知っている、あの有名な二・二六事件。同じ日に、湯河原でも襲撃事件があったのを皆さんはご存知だろうか?もちろん私は知らなかった。

その現場となったのが、この光風荘らしい。

そろそろ戻らないとチェックアウトの時間になってしまうのだが、歴史オタクの相方がどうしてもここに入りたいというので行ってみることに。

入場料は無料。中に入ると、シルバー人材ボランティアのジジババ4人組が出迎えてくれた。その中の1人のオバハンがガイドとなって、ここで何が起きたのかを説明してくれた。

オバハンが、壁にかけてある写真を指しながらいろいろ説明している時、私は発見してしまった。写真の後ろをゆっくりゆっくり天井の方に進む、デカデカのGの姿を…!

 

突然引き攣った私の顔を見て何かを察したのか、写真の方を振り返るオバハン。

オバハン「あらやだっ、ゴキちゃんが!見ないでぇ〜ん」

と、謎の照れ笑いをし、何事もなかったようにオバハンは事件の解説を続けた。ふざけんな!退治が先だろ!早く殺せ!

近くにGが潜んでいるのが判明した以上は落ち着いて説明を聞けない私。チェックアウトの時間もあるのでちょっと駆け足気味に説明してもらい、足早に光風荘をあとにする。

 

そして宿に戻ってチェックアウト。タクシーを呼んでもらう。すると、フロントから衝撃の一言が。

 

「土日の湯河原はねー、混むんですよ…タクシー5社かけてみたんですけど、つかまりませんでした。1時間かかるけど、お散歩しながら駅まで歩いてみますか?」

おいおい正気か?このクレイジーなジジイは何を言っているんだ。旅で疲れた身体にムチ打って、重々のキャリーを引っ提げて1時間歩けと!?

「もしくはバスもあります…」

我々はバスに揺られ駅を目指すことに。

バスだと乗りたかった時間の電車には間に合わないかと思われたが、駆け込みでギリギリ乗れた。

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一安心。

 

楽しみにしていたバリには行けなかったけど、酒とサウナとラーメンという我々の好物をたくさん摂取でき、結果的に良い旅になった。

 

鎌倉・湯河原は都内からも好アクセス!1泊2日の弾丸旅にもおすすめでーす。