実在OL日記

実在するOLの日常をつらつら書きます。対義語はバカリズムさんの架空OL日記。あと登場人物はさすがに仮名です。

【旅行記】鎌倉・湯河原・熱海旅②

 

朝、目覚めた我々は 朝定食をやっているお店へ。鎌倉は朝定食の店がたくさんある。

ホテルからほど近いところにあるCOBAKABAさんへ

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さば定食に納豆をプラス。めちゃくちゃ美味い!味噌汁の優しいおだし、野菜の味もしっかりしていて、魚もあぶらがのって最高!ぶっちゃけ適当に選んで入った店だったので感動が大きかった。

 

美味しい朝ごはんを食べた我々は、湯河原へと向かった。湯河原は、鎌倉から電車で大体1時間半くらいで到着した。

駅のサービスカウンター的なところにキャリーを預け、我々は2日目の最大の目的である場所へと向かった。それは…

 

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ラーメンファンなら誰もが知っている、飯田商店さんである。

ここは、毎週火曜日12:00から、その週の1週間分のオンライン予約を一気にとる。そこで予約がとれないとまた次の火曜まで待たなければならない。

私は先週の火曜日、スマホの前で正座し、12:00ぴったりに予約に初挑戦したのだが、全然繋がらない…時間をおいて3〜4回リロードをして、やっと時間選択の画面に行けた。1週間分が10分くらいで完売になってしまったようだった。とてつもない人気だ。

 

店に着くと、外のカウンターにおねいさんが立っている。その人に名前と予約時間を伝えると、横の機械で食券を買うよう案内される。値段は普通の醤油らぁ麺が1600円、つけ麺が2000円というかなり高めの設定。

私は醤油、相方がつけ、あとせっかく来たからもう1杯シェアしようと塩らぁ麺を1杯頼んだ。ラーメン屋なのに会計が5200円になってしまった。サイゼで豪遊してお釣りがくる値段だ。

 

食券を買ったらさっきのおねいさんとは違うおねいさんが後ろにいるので、その人に食券の番号や注文品を伝え、外の待合コーナーで待機。待合コーナーには他の13:00台の予約の人たちがワラワラといる。

そして13:00ほぼぴったりに順番に名前が呼ばれるので、指定された席に座る。

 

店内に入って私は驚愕した。

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言っちゃ悪いけど…はっきり言って小汚いじゃないですか、この店構え。

中に入ると、外側とはうってかわって、銀座の寿司屋ばりの高級感溢れる上品な店内(料理以外撮影NG)。BGMはクラシック。

そしてカウンターにはあの有名な大将の飯田将太氏ご本人が!当たり前だけども。

大将は、カウンターに座ったお客さん一人一人に端から挨拶していく。最初、我々の隣の人になんか言ってたから、あー隣の人は常連さんなのかと思っていたら、我々にも「どうもありがとうございます、飯田です」と挨拶をしてきたのでびっくりした。

 

ドキドキしながら醤油らぁ麺を待つ。

そして着丼。

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…美しい!

キラキラのスープを口に運ぶ。スープも麺も、これはてっぺんをとるね!という味と歯応えと舌触りで、チャーシューもとても美味しい。強気の値段設定もこれなら納得だという作品が来た。

シェアの塩らぁ麺。

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こちらも美味しい。今まで食べた塩の中で一番。

 

これは相方のつけ麺

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麺は香り高く、つけ汁も温冷用意されて、おまけに味変のバリエーションにも富んで、ずっと楽しめると。

 

 

頂点を極めた男、飯田氏の作品に感動しながら飯田商店をあとにした。

 

本日のチェックインまでに時間があったので、お宿の近くのカフェで時間を潰すことに。

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思いがけず足湯カフェだったので入湯。

 

そしてチェックイン。

 

もう廃業されてしまった、亀屋という旅館をリノベーションした、「SEN湯河原」というお宿へ。ここに2泊する。

昨日銭洗弁財天の坂にやられているが、それを余裕で超えてくる角度の坂を、キャリーを引いて登らなければならなかった。

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奥がお宿。坂の感じが伝わるだろうか…

お宿に着くと、愛想のいいおねいさんが迎えてくれた。そしてロビーへ通される。

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想像以上に内装が若い…マツエクサロン?映えを意識しているのか

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ウェルカムドリンク

そしてご飯の時間とかの打ち合わせをして、お部屋へ。

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お部屋の露天風呂ってちょっと狭いイメージだけど、今回のところは広めで嬉しかった。

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こんな感じでワインセラーと、重箱におつまみも用意されていてとても良い。ワインセラーの中身は赤・白・スパークリング・日本酒となっていて、1本は無料で飲める。2本目からは有料。

 

また、このお宿は90分予約制の貸切りサウナが2部屋あり、一泊につき1回楽しむことができる。

我々は16:15〜の回を予約し 早速ととのいに行った。バリ用に買った2着の水着も無駄にならなかった。

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手前が水風呂、奥がお湯の風呂、一番奥のベンチがととのいスペース、写真の右の木のところにサウナがある。

 

90分間で一通りととのいきった後は、ミストラウンジというところへ移動。

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ヨガ会場みたい


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ビールサーバーあり、ハイボールもあって飲み放題。もちろんデトックスウォーターなどノンアルも用意されている。


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生ビール

 

正直言って何がミストなのかはわからなかったが、大きめクッションに横になってかなりリフレッシュできた。

 

部屋に戻り、さあ〜〜セラーのワインを飲むか!と赤を取り出す。

 

ここで事件勃発。

 

半分しか入ってない。

栓がすでに開いているではないか!

 

えっ、だから無料なの?と一瞬思ったが、他のやつは全部新品。

前の客の飲みかけだと判明し、すぐさまクレームを入れ新しいのを持って来てもらう。

 

3分くらいで小柄な女性スタッフが戦々恐々としながら持って来た。そんな怒らないから平気だよ… 

 

さあ気を取り直してワインタイム

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しかしよく見ると、重箱のおつまみも1品足りないことが発覚。

人、足りてないのかな…?と思いつつ、またクレーム入れるのも気が引けたので、これは見逃すことにした。お腹いっぱいだし。

 

19:00くらいになったが、飯田商店で1.5杯もラーメンを食べている我々はまだお腹がいっぱいである。

なので、ちょっと夜の街を散策し、適当なイタリアンに入ってパスタをシェアすることに。ここは本当に適当に入ったから写真は撮っていない。でも美味しかった。

 

そしてホテルに帰ると、フロントのところでスタッフのオッサンに呼び止められる

「先ほどはワインの件、大変失礼いたしました…!お詫びと言ってはなんですが、フルーツの盛り合わせをご用意させていただきました。お部屋にお持ちしますので、よろしければお召し上がりください!」

 

そして運ばれて来たのがこれ

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でか!笑

ワイン楽しみにしてたから、赤ワイン飲みかけ事件とおつまみ一品足りない事件は結構萎えたけど、これを作ってくれたなら許してやるかと心変わり。

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飲み干し、食べ切ることで許しの気持ちを伝える律儀な客。

 

そして部屋の風呂に入り、2日目は終了。3日目に続く。