私は、イラストレーターのナガノ氏がTwitter上で連載している「ちいかわ」という漫画のキャラクターが好きなんですけど、今日はちいかわの一番くじを最寄のファミマまで引きに行ってきました。
ちいかわ一番くじは今年の1月にも開催されてて、その時は解禁初日の13時とかに行ってみたんです。そしたらどこのファミマも全て完売になってたんですよね。完全にナメてました、ちいかわ人気を。
だから今日はリベンジ！10時から始まるので、9:50からコンビニの駐車場で待機。
9:55になったところでとりあえず店舗の方に入る。ちいかわの推しキャラのぬいぐるみを付けてるカップルや、ちいかわTシャツを来たおばさんが店内を徘徊していた。今日のライバルはこいつらか…しかし、この時点でちいかわ狙いで来たっぽい雰囲気の人間は私を含め5人くらい。田舎だしまぁこんなもんかと思いつつ、新作コンビニアイスをチェックしながら10時を迎えるのを待った。
そして10:00になり、みんなレジの方へ向かった。私は4番目くらいに並んだが、後ろを振り返ってみると10人程度の行列ができていた。
一般的にコンビニというのはフォーク並びをさせることが多いが、これだと普通にタバコ買いに来ただけのお客さんとかが可哀想なので、店員さんが
「一般のお客様はこちらのレジへ、ちいかわくじのお客様はお隣のレジへ移ってくださーい！」
と誘導してくれた。
すると、並んでいた全員がゾロゾロと隣へと移った。
ちいかわカップルとTシャツのおばさんだけでなく、その時間に店内にいた普通っぽい人たち全員がちいかわ目当てだった。なんかフラッシュモブの気分。
ゾロゾロ移る我々と、自分のレジに客が1人も残らなかった光景を見て「えっ、みんなくじ！？」とおばちゃん店員はちょっと笑いながらびっくりしていた。
まず1番最初に引いたのは ちいかわTシャツおばさん(推定45歳くらい)。ちいかわのくじを引くからちいかわTシャツで来たのか、普段からちいかわTシャツを着ているのか、、、
おばちゃんは店員さんに聞く
「回数制限ありますか？」
こういうものは箱買いして独り占めする人が現れるケースやその後転売されるケースが多く、ちいかわ界隈でもそういったトラブルが頻発している印象なので、1人が引ける上限を決めている店舗が多いようだ。でも今日のファミマは特に設けてないとのこと。
しかし、回数制限があるかどうかわざわざ聞くということは、かなりの枚数を引くつもりということだ。おばさんだから金もあるだろうし…買い占められるかもしれない！！と、待機列に一瞬の緊張が走った。
「10回で」
待機列に安堵の声が漏れた。
でも1回660円もするので、10回で6600円。やっぱ良い歳してちいTを着てくるようなガチ勢だし規模が違うなと思った。おばちゃんは見事A賞を当てていた。
次はちいかわカップル。5枚引いていた。
そして私の番かと思いきや、カップルの彼氏の方も5枚買うと言い出す。お前は彼女のちいかわについて来たわけではなかったのか。2人で好きなのか。それとも買わされてるのか？まあどちらにしてもこれからも幸せにな。
おばさんとカップルが既に20枚消費したが、くじの枚数や上の方の賞は全然残っているので余裕な気持ちのままで私の番を迎えた。(ちなみにくじは全部で66枚＋ラストワンっぽい。)
私はグッズにそこまでお金を使わないタイプなので、控えめの3枚を引く。
まあ、一番くじよりも重要な局面で運を発揮できるよう、今回は残しておいたということでね。
景品を貰うために待機してる最中、私の後ろに並んでいた人たちが次々にくじを引いていたが、みんな購入前に回数制限の有無を店員に尋ねていて「知ってる」空気が漂っていた。
可愛かったし満足。
